プロ野球選手平均年俸 ソフトバンクがトップ に。球界にみるビジネスの変化。

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今期のプロ野球選手の平均年俸が調査が始まった80年以来、ソフトバンクが初めて1位となった。ソフトバンクの平均年俸は6960万円で昨年まで四年連続で1位だった巨人を抜いた。

 
また、最下位はDeNA。五年連続の最下位で平均年俸は2440万円。ソフトバンクとは3倍近い差が開いた。
 
そこで今回はプロ野球界においてIT企業の存在感が一段と増したことと、そして対照的な平均年俸となったソフトバンクDeNAに注目してみた。
 

 

プロ野球界のオーナー企業の移り変わり

 
プロ野球界はライブドアが球団参入しようとした2004年以降、楽天ソフトバンクDeNAの3つのIT企業がオーナーになった。2004年のあのときは誰も考えていなかった構図だ。(三木谷さん、孫さん、南場さん以外は。)2000年あたりのITバブルの崩壊によって、IT企業も一時は沈んでいたものの、いまとなってみれば、着実に力をつけた企業が生き残っている。
 
プロ野球の球団オーナー企業はこれまでの歴史を振り返っても、その業界を代表する企業ばかりだ。例えると選ばれた業界と企業しか入ることができない会員制クラブのようなものである。
 
その会員制クラブにIT企業が参加できるようにとなったということは、IT業界の存在がようやく認知されはじめたということだ。あと20年も経てば、IT企業の球団はもっと多くなっているだろう。なぜなら、オーナー企業の経営が危うい球団もいくつか思い当たるからだ。
 
 
 

一軍の平均年俸と球団の平均年俸

 
まず、これを見て頂きたい。
 
一軍の平均年俸 12824万円
球団の平均年俸   6960万円
 
一軍の平均年俸  2695万円
球団の平均年俸  2440万円
 
ソフトバンクの一軍の平均年俸が球団の2倍近くとなっているのに対し、DeNAはさほどかわらないという、この数字をみると、それぞれの球団戦略の違いが浮き彫りとなっている。DeNAの一軍選手の平均年俸がソフトバンクの球団平均を大幅に下回っているのは衝撃だ。
 
ソフトバンクの年俸が高額なのは、優勝などによる企業としての広告効果を狙ったものと思われ、それに対しDeNAは球団経営自体を黒字化させようとしている。このように同じIT企業とはいえ、球団の運営方針は対照的だ。
 
 
 

終わりに

いかがだろうか、プロ野球の試合を球団の運営方針の違いや選手の平均年俸の違いでみると、非常に面白いのではないだろうか。
DeNAが巨人やソフトバンクに勝ったとき、南場さんはさぞ嬉しいかもしれない。いや、勝つことより、球場の入りやグッズの売れ行きのほうが、気になるかもしれない。
 
 
 
 
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